初夏の白と緑の2色 生活に季節の「かさねの色目」を取り入れる
このような季節を象徴する色の組み合わせを室内に取り入れてみてはいかがでしょう。クッションや座布団のカバー、スリッパなどを白と緑に変えてみると、ぐっと初夏らしい雰囲気になるでしょう。白いカーテンの前にグリーンの観葉植物の鉢を置いたり、白い壁に緑系のタペストリーを飾ったり、タオル掛けのタオルの色を変えるなどは、手軽なイメージチェンジです。
飾り棚に、鯉のぼりや兜などの絵やお菓子を置けば、簡単に初夏のコーディネートになります。差し色を取り入れて引き締めたい場合は、白い花瓶に紫や黄色の季節の花を入れてもいいでしょう。
初夏の風情を暮らしに取り入れ、さわやかでエネルギッシュな自然の力を心身に取り込んでみてください。
(愛国学園短期大学非常勤講師・山村美保里)