著者のコラム一覧
下山祐人あけぼの診療所院長

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

かかってくる電話はさまざま…何度でもどんな内容でも納得いくまで対応

公開日: 更新日:

 患者さんやご家族への電話対応は、私たちが日頃から気を配って行っていることの一つです。

 その内容は、往診日の打ち合わせといった事務的なものだけではありません。病状や薬についての質問の電話もあれば、ご家族が患者さんの体調の変化で不安になりどう対応すればいいかの問い合わせの電話もあります。

 1人暮らしの患者さんでは、特に用事はないけれど、だれかと話して心を落ち着けたいというものも。毎日、多種多様な用件の電話がかかってきます。

 何度か電話を頂いている患者さんの中に、自閉症スペクトラム障害と、てんかんを患われている50代の男性がいます。この患者さんの場合、「人とのコミュニケーションが苦手」「物事に強いこだわりを持つ」といったパーソナリティーを持ちます。

 また、てんかんは脳内で異常な電気的な興奮が発生する脳機能障害で、発作的にてんかん症状を繰り返します。よくある症状としては、口がもごもごと動いたり、突然意味をなさない言葉を話したり、時に意識を失うこともあり、また全身をこわばらせたり、手足や顔面の筋肉がピクピク動いたり、脱力したりすることもあります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース