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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

「マスク論争」に終止符? 新たなエビデンスが英国医師会誌で報告される

公開日: 更新日:

 14日間にわたる追跡調査の結果、症状の報告は、マスクを着用する群で8.9%、マスクを着用しない群で12.2%と、マスクを着用する群で29%、統計学的にも有意に低下しました。ただし、マスクを着用する群では、他の人から不快な言葉を浴びせられた人や、「マスクの着用はバカげている」と感じた人が多いことも分かりました。

 論文著者らは「マスクの着用は負担が少なく低コストであり、感染症の拡大を防ぐうえで、積極的に検討できる公衆衛生上の対策である」と結論しています。

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