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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

NY郊外で全米初のマスク禁止条例…コロナ再流行なのになぜ?

公開日: 更新日:

 ナッソー郡議会の議員によれば、マスク禁止は「マスクをした人々によって引き起こされる事件や、反ユダヤ的な事件」に対応するためだといいます。

 確かにニューヨーク市内や近郊では、窃盗犯罪の容疑者が顔をマスクを隠すのが問題になっています。また筆者が頻繁に取材する親パレスチナの学生運動では、たとえ平和的なものであっても、学校からの処分を恐れマスク着用する学生も少なくありません。

 とはいえ、マスクをしているだけで警察に職質されるのを恐れ、体調が悪いのにマスクを避ける人も増えるのが懸念されています。また言論の自由の表現である抗議運動を、抑圧する意図もあるとの批判もあります。

 そもそもこれで、本当に窃盗などの犯罪が防げるのかという疑問の声も高まっています。

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