ずっと夢を見ていた…歌手の井上あずみさん脳出血での緊急手術を振り返る

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 でも、やっていくうちにだんだん良くなって、音に合わせて歌えるようになってきました。ただ、小さい声ならいいのですが、大きな声を出そうとするとまだ外れやすい感じです。11月には、昨年中止になった40周年記念コンサートのリベンジとして「アニソン文化祭2024」があるので、それに向けて猛練習中です。発音が悪くてまだ聞きづらいところがあるとは思いますが、総合司会を中心にやらせていただくので、滑舌よく進行できるように頑張っています。

 食生活ではお酒をやめて、塩分を気にするようになりました。

 以前は毎晩ワインを1~2本空ける“酒豪”で、お煎餅を欠かさない生活でしたが、スパッと断酒。でも脳の神経がちゃんとつながって、納得できる歌が歌えるようになったら、解禁して祝杯をあげようと思っています(笑)。

 病気をして、「いい人と結婚したな」とあらためて感じました。ひとりじゃないんだと思えることは幸せです。何より、こんなにいろいろなことをやってくれるダンナさんは、まれだと思います。炊事、洗濯、全部やってくれて、本当に主人には頭が上がりません(笑)。看病疲れで病気にならないか心配です。いつか恩返ししなくちゃと思っています。

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