ものまね芸人の山本高広さん“結石”で命を落としかけた体験を語る
救急車で搬送されて、CTを撮ると、案の定“石”がありました。僕の認識では石はレーザーで粉砕するか手術で摘出するものだと思ったのですが、先生は「1センチ未満であれば大量に水を飲んで自然に出るのを待つしかない」というではありませんか。私の石は3.3ミリ。点滴に痛み止めを入れていただき、1時間ほど滞在した後、痛みが少し引いたので帰宅となりました。
それから3日間はほとんど動かず痛み止めを飲んで安静にしていたのですが、14日の深夜、日付が変わったあたりから再び強烈な痛みに襲われました。気を失いそうでしたが、家から2分の場所に救急病院がありまして、電話をすると「来てください」と言っていただき本当に助かりました。
今度は点滴に一番強い痛み止めを入れてくれたようで、ウソみたいに痛みが消えたのです。ただCTの結果、腎臓に炎症があることがわかり、泌尿器科の受診を勧められました。「手続きはしておきますから明朝また来てください」ということで、いったん帰宅したのが朝方の3時半。寝ることもできないまま翌朝病院に行くと、「左結石性腎盂腎炎」と診断され、「今日手術します」と言われたのです。