「MCTオイルダイエット」をやったみた! 本当に「かけるだけ」で体がどう変わった?
1日にかけるMCTオイルの量は、妻は小さじ半分程度。齋藤院長から「慣れないうちはお腹が痛くなることもある」と説明されていた通り、数日はお腹が緩くなった。夫は腹痛は全くなく、10日間ほど小さじ半分程度でやっていたが、自己判断で少し量を多めにし、1日3食、食事にかけていたという。
3週間後、妻は体重1.2キロ減、ウエスト8センチ減、肝機能(GOT、GPT、γ-GTP)の値が全て低下(写真)。ただ、CTの結果、内臓脂肪がわずかに減少していたが、皮下脂肪は増加。夫は体重1キロ減、ウエスト7センチ減、肝機能値は全て低下で、基準値を超えていたGPTは正常範囲に。LDL(悪玉)コレステロールと中性脂肪も低下した。
齋藤院長が言う。
「奥さんは飲酒制限がなかったにもかかわらず肝機能が改善しているのが顕著なポイント。脂肪肝として悪くなっていた代謝が改善された。ご主人は全体の体脂肪がよく落ち、コレステロール値も低下し、血液検査で脂肪肝が良くなっているのが確認できた。継続によって全身の代謝が上がっていくと考えられる」