がん血管内治療は「アブスコパル効果」の導火線になる
両クリニックではこの組み合わせの治療により、他の医療機関で受けた延命宣告を年単位で上回って生存するがん患者がいるという。
「がんは最新の科学知識を総動員して治療に挑むべき病気です。年々、その成果は上がっていますが、再発するがん患者も多い。それは、がんの塊を制圧しても全身に身を潜め漂っているがん細胞の制圧にまで手が回らないからです。がん血管内治療とハイパーサーミア療法の組み合わせは、その解決の手がかりになるのでは、と期待しています」(堀院長)