どんな病気でも、手遅れにならないうちに、早めに手を打つことが大切。「人は血管とともに老化する」ともいわれるが、そのスタートがもっとも細い陰茎の血管である。
いまや国際的にも、朝立ちの自覚がないことは「血管系疾患の警告サイン」だという認識が定着しつつある。男の生理がないと心配になった方は、男性ホルモンの測定とともに、動脈硬化の検査もあわせて行うことをオススメしたい。それが、脳梗塞、心筋梗塞での男の突然死を防ぐことにつながる。=つづく
(監修=田村貴明/千葉大泌尿器科特任助教、医師 構成=熊本美加/医療ライター)