「乳がん」早期発見のために知っておくべき5つのポイント 遅れれば治療費も高額に
近年、乳がん発症ハイリスク女性に対して、乳がんの診断前にスクリーニングとして造影剤を用いたMRIを行う動きも出てきている(一般の乳がん検診では行われない)。マンモや超音波よりも乳がん検出率が高いからだが、ネットで<乳がん MRI>と検索すると出てくる「痛くないMRI乳がん検査」(ドゥイブス・サーチ)は造影剤を使っておらず、前述のMRIとは別物だ。「痛くない」に惹かれてマンモが苦手な人が飛びつきそうだが、慎重に。
なお、大野医師は「1にマンモ、2に超音波、必要があれば3にMRI」と強調する。5つ目のポイントとして押さえておこう。
<注1>わきの下・鎖骨の上下・胸骨傍のリンパ節(所属リンパ節)に転移がなく、他の臓器に転移していない限局がん
<注2>医療費が限度額を超えた場合、払い戻される制度