村西とおるさん 32歳で初めて食べた“かあちゃんの味”
1948年生まれ、団塊の世代の村西とおる監督には、母親が台所に立ってご飯を作っていた記憶がない。福島・いわき市で育った子供時代は、ひもじい以外の何ものでもなかった。
「まだ水道も冷蔵庫もガスもない時代で、あのころの日本は誰もが食うや食わず。我が家の米びつには米がなく、かあ…
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