リモートワーク中に大地震が起きたら…企業はどんな対策をしているのか

公開日: 更新日:

■「安否確認訓練」が最多

 ちなみに「リモートワーク中の防災対策として行っている」と答えたなかでは、最多が「安否確認訓練」(75%)。次いで「リモートワークを想定した災害対応マニュアルの整備」(47.8%)、「社員の自宅用防災グッズの配布」(44.6%)となった。

 調査では、実際に過去に災害で困ったエピソードも紹介。「東日本大震災の被災時に、全社員の安否確認が取れたのが、地震発生後10日目だった」(55歳男性・管理職)や、「大規模な停電時にパソコンの電源が全て落ちて大変だった」(42歳男性・一般社員)などの声があった。

 リモートワーク中の被災であれば家族と一緒にいられる可能性は高いが、会社の仲間との安否確認が遅れたり、仕事の指示が滞るなど不都合もある。この機会に少なくとも部内のメンバーとは話し合っておきたい。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド