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上昌広医療ガバナンス研究所 理事長

1968年兵庫県生まれ。内科医。東京大学医学部卒。虎の門病院や国立がん研究センター中央病院で臨床研究に従事。2005年から16年まで東京大学医科学研究所で、先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究。16年から現職。

今冬トリプルデミックの懸念…高齢者は気をつけたい「RSV感染」とは?

公開日: 更新日:
2023年今年のRSVは5~6月、夏場に流行している(C)日刊ゲンダイ

 今冬、注目すべき感染症が3つある。新型コロナウイルス(コロナ)、インフルエンザ(インフル)、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)だ。

 コロナとインフルを知らない人はいないだろう。問題はRSVだ。コロナ、インフル同様、上気道に感染する風邪ウイルスで、例年初冬に流行する。

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