勾留中の19歳が健康状態悪化で死亡…警察官は「無罪推定の原則」を知らないのか?
僕も逮捕勾留された依頼者に会いに警察署に行くことがあります。ところが、留置管理課の警察官の態度を見ていると、逮捕勾留されている人にいわゆるタメ口をきいているどころか、命令口調や侮辱的な発言をする人が非常に多いと感じます。このような対応をしているのは、警察官の意識の底に、逮捕されているのだから犯人だ、悪いやつだという「推定有罪」の認識があるのではないかと思います。
今回の事件も、明らかに体調が悪化している状況なのに、「推定有罪」であるがゆえ配慮を欠いた結果ではないかと思えてなりません。猛省を求めたい事件です。