あっ、マズい…遅刻しそうなときにも「正しい連絡」の仕方がある
このように、業務に関する連絡にはさまざまなものがあります。
▽連絡のポイント
①現在の状況(事実)と今後の予測を伝える
例)電車の遅延
「おはようございます。〇〇です。今、〇〇線のA駅です。事故の影響で電車の到着が20分ほど遅れており(現在の状況)、会社に到着するのが〇時ごろになる見込みです(今後の予測)。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いします」
※電車の遅延という事実とともに、会社への到着予定時間も伝えます。午前中に会議の予定などが入っている場合は、それに対する影響も加えます。
「〇時からの会議には、15分ほど遅れそうです。申し訳ございません」
②相手に役立つ情報を加える(気配り)
例えば、電話伝言メモの場合、「日付」「かかってきた時間」「相手の会社名・名前」「用件」「応対者の名前」など必要事項をもれなく正確に書けばOKです。ただ必要に応じて、「お急ぎのようでした」など、受けたときに感じた情報も加えると、担当者が次の行動を起こす際の判断材料になります。
▽連絡手段
連絡の手段は、口頭やメモ、メール、電話、LINEなど多岐にわたります。業務に合った社内連絡ツールを活用している場合も多いでしょう。伝える内容、相手、人数などを勘案して、最適な連絡手段を選びましょう。