愛子さま初出勤で注目“女性皇族の進路”…デフォルトは大卒後の留学だがマイペースな佳子さまの例も

公開日: 更新日:

佳子さまはニートと揶揄されたことも

 高円宮家の承子さまの場合、05年に学習院女子大学を中途退学後、進学されたエディンバラ大学を08年に中途退学した後、早稲田大学国際教養学部に編入学されている。27歳で早大を卒業後、宮内庁は「進路についていろいろお考えになっておられる」と発表したが、日本ユニセフ協会の常勤嘱託職員として勤務し、ご活躍されている。

 異例のケースと言われたのが、秋篠宮家次女の佳子さまで、姉の眞子さんも卒業されたICUを19年3月にご卒業後、オーストリアやハンガリーなどヨーロッパに初の外国訪問をされた。しかし、21年になって眞子さんから引き継いだ日本工芸会総裁就任のほか、全日本ろうあ連盟に非常勤嘱託職員として就職されるまで、海外の大学院への留学や就職はおろか、いずれの役職にも就かれていなかった。

「大学ご卒業後に進学も就職もされなかったことから、ニート状態と揶揄されたこともありました。その期間にコロナ禍になったため、少々かわいそうな言われ方でしたが、そのあたりはそれぞれの家の考えもあってのことと思われます。ご自身の意志で就職を決められたという愛子さまですが、日本赤十字社は雅子さまが名誉総裁に就かれているという安心感もあると思います」(前出・皇室ジャーナリスト)

 皇室の役割を「国民と苦楽を共にしながら務めを果たすこと」とご認識されているという愛子さま。社会人デビューされた愛子さまのお出ましを望む声は多く、公務への期待も大きい。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース