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島村英紀武蔵野学院大学特任教授

武蔵野学院大学特任教授。1941年東京生。東大理学部卒。東大大学院終了。理学博士。東大助手、北海道大学教授、北海道大学地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長などを歴任。専門は地球物理学(地震学)。『完全解説 日本の火山噴火』、『火山入門──日本誕生から破局噴火まで』、『直下型地震──どう備えるか』『地震と火山の基礎知識──生死を分ける60話』『日本人が知りたい巨大地震の疑問50』『新・地震をさぐる』など著書多数。

地震大国・台湾の揺れは「フィリピン海プレート」の影響 日本南西部で起こる地震の“きょうだい”

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 その意味では、日本で発生が恐れられている南海トラフ地震や首都圏直下型地震と同じものなのである。台湾中部では1999年の集集地震(M7.3)で死者行方不明者2500人を超える犠牲者を生むなど甚大な被害が出た。この地震のあと、被害の様子を見て、それまでは震度6までしかなかった震度階に台湾気象庁は7を足した。

 台湾では日本と同じ震度階を使っている。厳密に言えば、震度6までは日本でかつて使われていた0から6までの震度階で、その後に集集地震以来独自に震度7を足したものだ。

 日本は大被害を生んだ福井地震後の1949年に震度7を加えた。その地震は福井地震(1948年)。Mは7.1。川の柔らかい堆積物がたまった福井平野の北部では98 から100%もの家が倒壊してしまった町や村もあった。

 一方、世界の多くの国では「国際震度階」を使っている。これは12段階で、日本の震度階とは違う。

 国際震度階はメルカリ震度階とも言われ、1884年にイタリアの火山学者ジュゼッペ・メルカリによって考案されたものだ。

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