隅田川花火大会に黄信号?「週末天気は雲行き怪しい」と予報士…「足立の花火」は雷雨で中止
うだるような暑さと豪雨のダブルパンチだ。
全国的な猛暑となっている今夏。23日は今年最多となる40都道府県で「熱中症警戒アラート」が発令された。
厳しい暑さだけならまだしも、最近はゲリラ豪雨が全国各地に大きな影響を及ぼしている。今月20日には関東各地が猛烈な雨に見舞われ、雷雨の影響で東京・足立区の「足立の花火」が開始20分前に中止となった。集まった40万人が肩を落とした。
22日夜も都内各所で急な強い雨が降るなど、今夏は例年にも増してゲリラ豪雨が多く発生しているように見える。実際はどうなのか。
■今夏はゲリラ豪雨頻発の見込み
「たしかに、今年はゲリラ豪雨の頻発が予想されています。気象庁によると今夏は高温傾向で、現実に7月上旬から猛暑日が続いています。加えて、今年は太平洋高気圧の勢力が強く、湿った空気が本州に流れ込みやすい。猛暑も相まって、全国的にゲリラ豪雨のもとになる雷雲が発生しやすくなっています」(ウェザーマップの気象予報士・杉江勇次氏)