「南海トラフ地震臨時情報」初の発表…改めて知っておきたい関東大震災・阪神淡路大震災の“前兆”とは?

公開日: 更新日:

「2011年の東日本大震災を受け、防災対策のひとつとして13年から県民に宏観異常現象の情報を募集しました。宏観異常現象は科学的な根拠はないとされていますが、研究を始めている機関もありますし、予知が難しい中、前兆を知る材料になる“可能性”はあると思っています」

 高知県では過去3カ月以内に確認された内容を手紙、FAX、電子メールで受け付け。これまでに「いつも見かけない用水路でナマズとコイを確認した」「自宅の泉が枯れた」「ピカッと光る発光現象を目撃した」「ゴゴゴゴゴーという地鳴りのような音が聞こえた」といった情報が寄せられているという。

 異臭は1995年の「阪神・淡路大震災」(M7.3)の前にも六甲山の東端地域で報告されている。

 また、1923年9月1日に相模湾海底で発生した「関東大震災(M7.9)」の際も、〈相模湾でまるっきり魚が取れなくなった〉という文献が残っている。それとは反対に、阪神・淡路大震災の1カ月前には、淡路島・瀬戸内海でアオリイカの水揚げが過去最大というニュースもあった。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    そんなに女性天皇がいやなのか…最近の雅子皇后いじめの裏にあるもの

  2. 2

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  3. 3

    “異例の成績”報道の悠仁さまに東大の「共通テスト重視」が与える影響は?

  4. 4

    大阪府の8割の小売店でコメ品切れ発生だが…吉村知事「備蓄米放出しろ」が腑に落ちないワケ

  5. 5

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  1. 6

    悠仁さま“親がかり”の「東大推薦」に1万2500人超の反対署名…志望校変更に現実味も

  2. 7

    都心のマンションで急増する“性感メンズエステ”驚愕の実態「まったく気付かず…」と住民唖然

  3. 8

    夏ドラマは駄作ばかりだった…「どうせパリ五輪に食われる」と各局の手抜きミエミエ

  4. 9

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  5. 10

    佳子さま2990円ニット着用に愛子さまはGU愛用…女性皇族“プチプラ旋風”で好感度に差