悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢
前出の宮内庁OBはその原因のひとつとして「父・秋篠宮さまの関与の少なさ」を挙げる。学校選びから宮内庁への注文まで紀子さま任せになっているというのだ。
「悠仁さまが幼い頃はたびたび皇居を訪れ現上皇と会い、将来の天皇としての意識を植えつけようとしていた。しかし、これまで通ったお茶の水女子大付属や筑波大付属といった難関の学校に行かせたいといった意識は秋篠宮さまにはなく、本人の自主性や紀子さまに委ねてきた」
出すぎたパフォーマンスを嫌う秋篠宮さまだが、かつては違った。皇太子当時の兄の徳仁天皇について言及することも。今から20年前、徳仁さまが記者会見で「(周囲で)雅子の人格を否定するような動きがあった」と述べた時のことだ。
「天皇陛下(現上皇)と相談した上で話すべきだったと秋篠宮さまは暗に兄を批判した。ただ、その反響があまりに大きく、以降、秋篠宮さまが自分の考えを発信する機会は減っていった」
こう振り返るベテランの皇室記者は、現在の秋篠宮さまは自分の殻に閉じこもっているように映るという。