「コバホーク」って響きはいいけど…かっこいい“あだ名”を付けたくなる政治家はどこにいる?
漫画が大好きな麻生太郎副総裁は、人気コミック「ローゼンメイデン」をもじって、ネット民から「ローゼン閣下」とも呼ばれていたが、「最近は本人の人気が落ちたせいか、あんまり聞かなくなった」(前出の政治部記者経験者)。コバホークだっていつ変わるか分からない。
「秀逸なネーミングは、すぐにSNSで拡散されて定着する。それはいいとして、最近は醜聞絡みが多すぎません?」と、脚本家でライターの源祥子氏がこう続ける。
「例えば昔の『カミソリ後藤田』みたいに、政治家の力量を表すようなあだ名は、ほぼ耳にしなくなったでしょう。是非はさておき、小沢一郎さんの『剛腕』とか。有権者だって、本音では“かっこいいあだ名”を付けられる政治家の登場を待っていたりするんですが、見当たりません。政治家のおかげで暮らし向きが良くなる気配もなくて、うっぷんだけがたまっていき、そのはけ口として変なあだ名ばかりが量産されています」
確かに「チョメチョメ」みたいなあだ名が付く政治家はもう勘弁だ。