悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか
東大の推薦制度は「特定の分野で傑出した能力や意欲を持つ学生を確保するため」(理系教授)に2016年度から導入された。悠仁さまが昨年11月に発表したトンボ論文は「推薦合格に値する質の高さ」(同)と評価を受けている。筑付高が複数の候補の中から悠仁さまを選んでも何ら不思議はなく、本人が推薦を望めば、その枠に入れないほうがおかしいと非難されかねない状況なのだ。
「しかしその一方で、保護者の中には悠仁さまが1人で研究・執筆されていない点を問題視する人も少なくない。そうした環境にない受験者と同列に扱っていいのかと」(塾経営者)
論文は3人の名前が記され、筆頭研究者は「秋篠宮悠仁」となっている。その中の一人は国立科学博物館の研究主幹を務める清拓哉氏。トンボ研究のトップリーダーであり、その指導の下で研究が進められたとなると、ストレートに評価していいのかどうか微妙になる。
「合格後に議論が起こるのは避けられない。世間の注目を集めやすい東大ではなおさら」と話す塾経営者は「受験は公平さが担保されなければならない」と強調する。