都城市立図書館(宮崎県)本好きでなくても、どこかにお気に入りの場所が見つかる

公開日: 更新日:

旅行者や観光客も利用可能

 Mallmallは市中心部の活性化を目指し、2018年にオープン。当初は年135万人の利用を見込んでいたものの、7年目の今年9月の時点で1000万人を突破。予想を上回る人気を博している。

 図書館といえばお堅いイメージがあるが、前田副館長は「基本的に館内は賑やかですよ」と言う。

「利用される方の邪魔にならない程度にBGMを流していますので、おしゃべりや、お子さんが多少騒いでも大丈夫。雑誌も週刊誌からスポーツ専門誌、ファッション、趣味に関するものまで、常に最新の170誌を網羅しています。2階には『ファッションラボ』という部屋があり、シルクスクリーンで自分のTシャツなどに好きなデザインをプリントすることもできます。落ち着いて本を読みたい方向けには『静かな部屋』というコーナーもあります。本が好きでも、好きでなくとも、どこかにお気に入りの場所を見つけてくれたらいいなと思っています」

 旅行者や観光客も、住所が確認できる身分証明書があれば、図書館カードを作成できる。Mallmall内のホテル「TERRASTA」の宿泊客は、ルームキーで本の貸し出しが可能だ。 (火曜掲載)

●住所 宮崎県都城市中町16-15(℡0986-22-0239)
●開館時間 9~21時(定期休館日はなし)
●アクセス JR西都城駅から徒歩12分、「市立図書館前」「中央待合所」「中央通り」バス停下車すぐ

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…