維新現職国会議員からのセクハラを女性区議が告発…ヤバい体質またまた露呈で分裂に追い打ち
彼女の告発に対し、東京維新の会は12日夕方、コメントを発表。パワハラの事実は「確認できない」とし、セクハラについては「事実無根」だと反論した。
■ハラスメント騒動は昨年も勃発していた
維新の会のハラスメント騒動は今回に限らない。昨年11月には、長崎県総支部の長崎市議3人が「県総支部の執行部からパワハラを受けた」などとして離党した。昨年5月には、大阪維新の笹川理府議が女性の大阪市議に性的関係を求めるようなLINEを送っていたことが発覚。パワハラやストーカー行為も認定され、除名処分となった。その後、大阪維新が所属議員を対象に調査をしたところ、新たに5件のハラスメントが判明。議員ら5人を口頭で厳重注意した。
「もともと体育会系気質がひどく、鈴木さんのような不満はあちこちで聞こえてきます。こうした体質のまずさは東京や大阪だけじゃなく、全国どこの支部でも同じでしょう」(維新関係者)
維新は、党勢も芳しくない。先の衆院選では議席を減らし、支持率は停滞。来夏の参院選に向け、野党候補の一本化に積極的な「大阪派」と、消極的な「国会派」で分裂状態にある。
ただでさえまとまらなければいけない時期に、またまた露呈したヤバい体質。この調子では、維新は内部崩壊まっしぐらだ。
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