死角で抱き合い性的行為も…鹿児島の温浴施設“閉店やむなし”の複雑事情

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 こうした迷惑行為は全国的に起こっているという。

「ネット掲示板で出会いを求める人たちの間では、東京の城南地区にある大型温浴施設が有名で、足首にロッカーのキーをつけているのが目印になっているともいわれています。私は大型施設に行った際は白濁湯にだけは絶対に入らないようにしています。年配男性に体をジッと見られたことがありますが、非同性愛の男性にとって全裸女性が目の前にいるようなものなので、同性愛の男性が興奮しないほうがおかしく、欲望が抑えられないのも理解はできます。しかし、これは公園で性的行為をすれば、公然わいせつになるのと同じです」(前出のライター)

 こうした温浴施設の経営状況は、燃料費や光熱費の高騰で決して良好ではない。

「浴室やサウナに防犯カメラをつけるわけにはいかず、人を巡回させて他のお客さんの迷惑になる行為を取り締まることもできますが、その分コストがかさみます。トイレのドアの下方部分を開けた状態にしているところもありますが、他の死角で迷惑行為がなされるなど限界があります」(消費経済アナリスト・渡辺広明氏)

 せっかくのリラックス効果を台無しにする迷惑行為は許してはならない。

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