高田馬場ライバー刺殺事件で物議…経済的弱者が「推し」に沼る背景
東京・高田馬場の路上でライブ配信中の20代女性が男に刺殺される事件が起こったのが、11日午前10時のこと。殺害された「最上あい」の名前で活動していたライバーの女性と、逮捕された栃木県の職業不詳、高野健一容疑者(42)の間で金銭トラブルが確認されている。
■工面したカネは返済されず同情の声も
「フォロワーが2600人を超える人気配信者の最上さんが告知していた“山手線徒歩一周ライブ”を狙い、ライブ配信中の最上さんの首や頭部を切りつける凶行に戦慄が走りました。しかし、真相が明らかになるにつれて、高野容疑者への同情の声も聞かれるように」(週刊誌記者)
視聴者だった高野容疑者は2022年、最上さんが勤務する飲食店を初めて訪れた後、求めに応じて総額200万円を超える金額を貸し付けている。しかし、最上さんは返済することなく、裁判に発展。23年12月、最上さんに250万円を超える金額と利息の支払いを命じる判決が下されるも、返済に応じる様子がなかったことから、高野容疑者は犯行に及んだと話している。