100時間カレー 米田周平社長(2)30万円の資金を元手に1Kの事務所でリユース事業をスタート

公開日: 更新日:

「営業も経理もクレーム対応も自分で行っていたので寝る間もないようなハードな毎日でした。でも、振り返ってみると意外と堅実だったな、と思います。会社の存続を第一に考えてむちゃはせず、赤字を出すこともなかった。ただ、このままでいいのだろうかという思いはずっと抱えていました」

 リユース事業にしても代理店事業にしても、当時のアークスの事業はいわゆる「人が生み出したものを扱う仕事」だった。しかし、米田氏が起業で志したのは「何かをつくって世の中に貢献する」こと。そして行きついたのが飲食店経営だった。

「生み出したものを多くの人に提供することを考えた時に、外食産業の経験が生かせるのではないかと考えたのです」 =つづく

(ジャーナリスト・中川明紀)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…