松野前官房長官「差し控える」はもう通用しない…特捜部から任意聴取要請、「政治とカネ」追及した過去
「ここで取り上げるのも大変恐縮でございますけれども、最高責任者としての川端大臣の事務所費問題というのが本会議でも取り上げられましたし、また各種マスコミでも書かれているわけであります。衆議院本会議におきまして、大臣は(略)精査をしたけれども何ら問題はないというふうにお答えをされ、今後とも適切に説明責任を果たしていきたいと答弁をされています」
「これは適切で問題がないということであれば、会計帳簿や領収書等の書類を委員会にぜひ提出していただきたいというふうに思います。委員会で審議をして、川端大臣のお話のとおり、法律上も政治倫理上も社会的道義上も全く問題がないということになれば、今後この問題に時間をとられることなく、大臣にとってもいいことだと思いますけれども、いかがでしょうか」
川端氏が「私は適切に処理しており、その時々に応じた報告をしているということでございます」と答えると、松野氏はさらにこう畳みかけた。
「委員長、ぜひ、川端大臣の政治団体の資金管理責任者の方を当委員会にお呼びをして質疑をする機会を設けていただきたいと思いますが」
松野氏は当時を振り返り、「安倍派」の会計帳簿や領収書等の書類を特捜部に提出し、資金管理責任者としての説明責任を果たしてほしい。