外回りは午前3件・午後3件がマスト 元社員が語る学生就職人気の「キーエンス」の人材育成力とは
人を育てることには時間と費用の膨大なコストがかかります。それはビジネススキルでも学業でも恐らく共通しています。
学習塾で言えば、AIツールや大学生アルバイトを活用したり、面談頻度を週1回などに下げたりすれば、人件費を削減して経営面の安定は図れるかもしれません。
しかし、本気で生徒を高みに導くのであれば「量×質」の最大化にこだわることがやはり重要なのではないかと、私はキーエンスでの経験から感じて今の塾をつくっています。
ハイレベルな営業の先輩に高頻度で稽古をつけてもらっていたように、社会人プロ講師が高頻度で本質的なコミュニケーションをとることで生徒の成績を上げています。
私のキーエンス時代の上司は「部下の成長が、自分の価値に直結する」と言葉にするぐらい責任感を持って育成に取り組んでくださる方で、その姿勢に私も大きな影響を受けました。
受験指導でも、生徒のパフォーマンスの高低は、講師のパフォーマンスの高低を反映したものだと考えて取り組むようにしています。