コバホークと石丸伸二がソックリとSNSで話題…共通点は「中身の薄さ」「長~い自己紹介」
■45分のうち17分も自己紹介
「中身が薄い」といわれる両氏の演説には、ある共通点が浮かぶ。「自己紹介が多い」という点だ。
石丸氏は街宣の冒頭で必ず、メガバンクでアナリストを務め、米国に駐在した後、安芸高田市長を務めたエピソードを披露していた。陣営関係者によると、石丸氏は「政策の中身なんて聞いている人はいない。聴衆には自分の人となりを知ってもらうことが重要」と話し、自己紹介を徹底していたという。
一方の小林氏も自己紹介が長い。20日に行われた小林氏とスポーツ紙、夕刊紙記者による懇親では、用意された時間45分のうち約17分にわたって自己紹介を展開。ボート部に没頭した学生時代や大蔵省(現財務省)入省後の米国への留学経験、政界進出後のエピソードなどなど、問わず語りに話し続けていた。
人物像を知ってもらうことも重要だろうが、リーダーを目指すなら、理想の社会像、ビジョンを語るべきだろう。