アサヒグループHD×キリンHD 猛暑で売れ行き好調のビール大手を比較
業績はどうでしょうか。2023年12月期(連結)で比較してみます。売上高はアサヒグループが2兆7691億円、キリンが2兆1344億円。営業利益は2450億円と1503億円、純利益は1641億円と1127億円です。
有価証券報告書によると、社員の平均年収はアサヒグループが1232万6000円、キリンが956万5000円。役員報酬は1人あたり平均で5970万円と5420万円です。
年代別の平均年収は、30歳時はアサヒグループが996万円、キリンが751万円。40歳時は1206万円と910万円、50歳時は1349万円と1017万円となっています。
生涯給与はこうです。
▽アサヒグループ…4億5047万円
▽キリン…3億3980万円
両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)はアサヒグループ1億303万円、キリン7837万円です。85歳時は3391万円と3092万円。どちらも安定した老後が待っていそうです。
(データ提供「Milize」=https://milize.co.jp)