小泉進次郎氏が選対委員長起用で迫られる…自民「裏金議員=非公認」の“踏み絵”
■裏金議員が文句言ったら「非公認とは公認ではないという意味」と答えてやればいい
さらに9月25日に放送されたBSフジの番組では、裏金議員の比例代表への重複立候補を巡り、自身が2009年の衆院選で「世襲批判」を理由に比例重複を辞退したことを挙げ、「退路を断つ覚悟を示した。そういうことも含めて有権者が総合的に判断される」と発言。この言葉を素直に受け取れば、説明責任を全く果たしていない裏金議員の比例重複など言語道断ということだ。
総裁選では数々の「迷走発言」が物議を醸してきた小泉氏だが、選対委員長起用のニュースが報じられると、SNS上では好意的な意見が広がった。
《小泉さん選対委員長?いいね。裏金議員をセクシーな感じでビシバシ非公認にして》
《小泉選対委員長に期待する。裏金議員が文句言ったら「非公認とは公認ではないという意味」と答えてやればいい》
小泉氏の父・純一郎氏(82)は2005年の総選挙で、郵政民営化に反対する議員を公認せず、さらにその選挙区に別候補の「刺客」を擁立するなど徹底的に退けた。今回も同様な対応を果たしてとれるか。政治家としての覚悟が問われる小泉氏に「踏み絵」が迫っている。