石破自民は裏金議員「原則公認」へ…国民愚弄の“手のひら返し”に《反社と変わらない》の痛烈批判
《嘘つきの、嘘つきによる、嘘つきのための政治》――。故・安倍晋三前首相は「桜を見る会」の前夜祭を巡る国会答弁で118回も「虚偽答弁」(衆院調査局調べ)し、ネット上で《稀代のペテン師》《嘘つきのホームラン王》などと揶揄されていたが、第102代の内閣総理大臣に就任した石破茂首相(67)は、それを大幅に上回る大嘘つきかもしれない。
自民党総裁選中は早期解散を否定しながら、首相になった途端、早期解散をブチ上げるなど、ことごとく前言を撤回し、国民を唖然茫然とさせてきたが、今回の“手のひら返し”ほど有権者を愚弄した話はない。派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で処分を受けた議員らについて、石破氏が次期衆院選で「原則公認」する方針を固めた、と報じられたからだ。
石破氏は10月1日の就任会見で裏金議員の公認、非公認に対する考えを問われた際、「選挙区において、どれくらいの支持をいただいているのか把握しながら決定する。公認権者である私自身が国民の納得を頂ける説明をする」と発言。総裁選期間中も「(裏金議員が公認するに)ふさわしい候補者か、党として責任を持たなければならない」と言い、公認しない可能性も示唆していた。