ランスタッド日本法人 猿谷哲社長(1)まさかの「履修忘れ」で留年が決まり銀行の内定もパー

公開日: 更新日:

 世界39カ国・地域に、4400以上の拠点を展開する世界最大の総合人材サービス会社「ランスタッド」。日本法人の社長兼CGO(最高事業成長責任者)を務めるのが猿谷哲(49)だ。

 2015年、社長に就任。グローバル企業の社長でありながら、いまでも生まれ育った群馬県に強い愛着を持っている。

 猿谷は1975年10月、群馬県高崎市で生まれた。父は地元企業に勤める業務用通信機のエンジニア、母もテナント管理会社で働く共働きの家庭だった。子どもの頃は、やんちゃだったらしく、母親が学校に呼び出されることもあったようだ。

 大学は高崎経済大学経済学部。あえてこの地元の大学を選んだのは、銀行員か、公務員になり、地元に骨をうずめたいと考えていたからだ。希望通り、地元銀行から内定も得ることができた。ところが、卒業直前、卒業できないことがわかった。単位が足りなかったのだ。

「卒業旅行で仲間と京都に行っていた時、母親から電話がかかってきて、『あなた、卒業できないわよ』といきなり言われたのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も