無派閥・非主流の菅前首相が高笑い “子飼い”の河野大臣、進次郎氏ら束ね「ポスト岸田」に浮上

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独り勝ちのガースー

 一般人が自家用車を使って有償で客を運ぶ「ライドシェア」の解禁をめぐる議論でも、菅前首相は存在感を示している。

「ライドシェア解禁は、菅氏の肝いり政策。インバウンド拡大とセットで進めてきました。今の政局とは関係のない動きではありますが、菅氏と親しい河野大臣や進次郎氏が実現に向けて一致団結している。結果的に、ポスト岸田を占う上で菅氏が発言力を強めているという印象です」(同前)

 派閥への風当たりが強まるにしたがって、無派閥・非主流派の存在感は高まるばかり。独り勝ちのガースーは案外、鉄仮面の下で高笑いしているのではないか。

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