「島根1区」補選で立憲民主が手抜き? 自民全敗なら目算に狂い…“最後の緩み”心配する声

公開日: 更新日:

「錦織陣営は“細田隠し”に懸命。本人は政治改革を訴えていますが、どうしたって鼻白む。知名度で勝る亀井氏への期待が膨らんでいます」(地元メディア関係者)

 20日は人寄せパンダの小泉進次郎元環境相も現地に投入される。3戦全勝を目指して飛び回る立憲の泉代表も21日、2度目の応援に入るという。

■碧南市でも争点

「事実上の野党共闘が再構築され、与野党総力戦。互いに絶対落とせない。必死で支持をお願いしていますが、どうも心配なのが立憲側の手抜き。破れかぶれの6月解散を期待する立憲は、低支持率の岸田政権と総選挙をやりたい。自民全敗で岸田降ろしの流れになれば、目算が狂ってしまうので、最後の最後で緩んでしまわないか。そんな懸念の声が上がっています」(野党関係者)

 楽観を重ねた挙げ句の「岸田温存作戦」なんて、有権者の怒りを見誤るにもほどがある。リトマス試験紙になるのが、旧統一教会と現職の関係が争点となっている愛知・碧南市長選(21日投開票)だ。16年ぶりの選挙で5選を狙う祢宜田政信氏(72)は関連団体の共同議長などを歴任してきたが、「個人の政治活動の一環で公務とは一切関係ない」とゴマカしている。

「新顔の2候補とも繰り返し説明責任を果たすよう求めている。2期目以降は無投票再選だった市長は有権者をナメていて、落選もあり得る雰囲気です」(地元関係者)

 どこもかしこも審判を下すしかない。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース