山口二郎先生、リベラルって何ですか?
『立憲民主党の代表選挙について、リベラル派市民が野田さんを嫌悪する事情も分かるけど、今の日本でリベラル派は少数でしかないことを理解すべき。そのうえで、政権交代を起こすために中道保守と提携するか、尖ったことを言い続けるリベラルでいたいかを選択すべき。(後略)』(山口二郎・政治学者)
これは山口先生の8月30日のXでの言葉。あたしが山口さんに先生とつけるのは、半年以上の期間、勉強を教えてもらったことがあるからです。
先生、野田さんのことは置いといて、聞きたいことがあるんです。リベラルって何ですか?
ざっくりと定義すれば、自由を大事にし、自分のそれを守るために他者への違いにも寛容さを持ち、そのために社会のルールを尊重し、助け合いを重んじて、問題が起きれば話し合いの解決を望む人たち、って考えていました。
先生は『今の日本でリベラル派は少数でしかない』とおっしゃいますが、本当にそうなのでしょうか? あたしは今の世の中は、ほぼリベラルな人たちばかりだと思います(現在、つけられたイメージから、そういわれると嫌がる人は多いでしょうが)。