高市早苗は厳重処分されるのか? 自民党総裁選「ルール違反」で岸田首相も追加対応を要求
岸田首相、森山総務会長、渡海政調会長、小渕選対委員長が協議し、「対応が必要」との認識で一致したという。
実際、ライバル陣営は高市にカンカンだ。8陣営が揃って「追加対応」を求めるプランも浮上していた。
ライバル陣営が怒りを募らせているのは、予想以上に、高市が党員の支持を集めているためだ。
読売新聞の調査によると、党員の支持は石破茂元幹事長26%、高市25%、小泉進次郎元環境相16%──と、高市が2位に食い込んでいる。これまでの世論調査では、石破、進次郎の2人がトップを争い、高市は3位という結果がほとんどだったのに、いきなりトップに肉薄している。
高市の「政策リーフレット」だけが届いたため、党員は「地元の国会議員は高市を支援している」と勘違いしているという。石破の推薦人に名を連ねている平将明衆院議員も、「他陣営は(政策リーフレットを)一切出していない。それが影響したとの分析もある」とテレビ番組で話している。
しかし、高市に処分を下したら逆効果になるという解説も飛び交っている。