政界引退の足立康史議員による“復讐”まで囁かれ…衆院選後に維新を待ち受ける「分裂劇」

公開日: 更新日:

 東京1区の主な候補予定者は、立憲民主党の海江田万里衆院副議長と自民党の山田美樹議員。音喜多は参院東京選挙区からの鞍替えで地縁がなく、ただでさえ当選は厳しいと目されている。他に“維新的”な候補が出馬したら票が割れ、ひとたまりもないだろう。

■党創設者が“新生維新”立ち上げか

 それにしても、党勢低迷が著しい維新はこんな内ゲバにかまけている場合ではないはずだ。衆院選でボロ負けしかねないだけでなく、選挙後は「分裂」する可能性が高まっているのだ。永田町では「維新創設者の橋下徹元大阪市長と大阪府の吉村洋文知事が党を割り、都知事選で名前を売った石丸伸二・前安芸高田市長と手を組み、“新生維新”を作るのでは」と囁かれている。

 前出とは別の維新関係者が言う。

「何を考えているか分からない石丸さんはともかく、橋下さんが吉村さんと新たな政党を立ち上げる可能性はある。橋下さんは古い政党になり下がった今の維新を潰すべきと考えている。馬場伸幸代表ら現職役員を除き、関西組の一部を引き連れていくだろう。まず、東京組とは決別するとみられています」

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース