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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

オガジュン、焦りすぎよ。どっしりと構え、自分らの政策を訴えるべき

公開日: 更新日:

 あたしも野党応援団の一人であるが、もうそういうのやめて欲しい。選挙で大切なふわっとした民意を集めにくくなるから。来年は参議院選があるし。私はこちらも大勝を願っているので。

■野田さんが総理になったところで…

 国民民主が特別国会の首班指名で立憲民主党の野田さんに票を入れ、なんとか野田さんが総理になったところで、総理の椅子にちょこっと座るだけで終わる。なにしろ、参議院は圧倒的に今の与党議員が多い。野党側がやりたかった法案など通らないのだ。

 今回の選挙で野党は頑張って議席を伸ばした。ここは一つどっしりと構え、自分らのやりたかった政策を訴えるべきだろう。だって、これからは国民のためになるどんなに良い提案をしても、数の力で国会審議に挙げられないってことは少なくなるはずだ。早く結果を出すしかない。

 なにかと交渉役となる幹事長。オガジュンは良い人なのだろうけど、ポーカーゲームなどはヘタクソそう。野党応援団の一人として、立憲がこの人を幹事長にしたのは、敵の裏の裏を読んでいてのことだと信じたいところではある。

【連載】室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」

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