石丸新党が夏の都議選へ本格始動…小池知事は取り込みか全面対決か?会見で平静装うも心中ザワザワ
一方で、石丸氏を巡っては都知事選後、あらためて安芸高田市長時代の言動や動画がネット上で拡散され、《こういう人だとは知らなかった》《トリックスター?》《結局、何をしたい人だったのか分からん》などと政治家としての資質に対する懐疑的な見方が浮上。
石丸氏と世代が近くSNSを駆使した選挙戦を展開するなど、「政治姿勢が似ている」といわれていた斎藤元彦・兵庫県知事(47)が知事選を巡って公職選挙法違反疑惑を指摘されている状況もあり、果たして都知事選でみられたような「石丸旋風」が都議選でみられるかどうかは不透明だ。
自民党国会議員を長く務め、「老獪」「狡猾」との声もある小池知事だから、石丸新党を利用できると思えば取り込み、利用できないとみれば全面対決するかもしれない。
石丸氏は2020年8月の安芸高田市長選で緑色をイメージカラーとしていたものの、都知事選では小池知事とかぶるとして、「赤と青を足した色で、紫にしました」と語っていた。都議選では「青と緑」を捨てて「赤」で勝負することになれば、まさに「緑のたぬき」vs「赤いきつね」の戦いになるかも?。