元駒大苫小牧監督が語る田中将の恐るべき「適応力」

公開日: 更新日:

――ボールやマウンド以外の部分はどうでしょう。

「高校時代から、自分で配球を決めていたぐらいですから。中学時代は捕手で、高校でも1年時は捕手をやらせていたからかもしれませんが、自分で投球を組み立てることができます。修正能力も高い。移籍1年目は多少戸惑っても、適応するまでに時間はかからないと思います」

――メジャーは中4日のローテーションを強いられますが。

「高校時代から体は強く、ケガも少なかった。プロでも当然、登板日を想定して、しっかりとルーティンをこなしていた。生活は地味で、体のことを考えて行動するタイプです。メジャーでは球数が制限されるので、それほど心配はいらないのではないでしょうか」

――100球以内で勝ちにつながる投球もできると。

「昨季は無理しないことを念頭に置いていたようです。『後ろには中継ぎ、抑えがいるので、自分が試合をつくれば勝ちにつながると割り切れるようになった』という話を聞きました。24連勝は本人が無理をしなかったために、達成できたのではないでしょうか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出