元駒大苫小牧監督が語る田中将の恐るべき「適応力」

公開日: 更新日:

■登板過多は「田中の負担にはなっていない」

――余力を残しても勝てたということですか?

「昨季の球数、イニング数などが問題視され、登板過多も指摘されていますが、本人はそれほど負担にはなっていないかもしれません。ここぞという時に『力を入れて投げてもいい球がいくようになった』と話していました。象徴的だったのは昨年、リーグ優勝を決めた西武戦でのリリーフ登板です。全球ストレートを、コースいっぱいに投げ切って(1死二、三塁の)ピンチを切り抜けた。大人の投球ができるようになったのだと思います。投球術を覚えたのでしょう」

――総額1億5500万ドルは投手史上5番目の大型契約になりました。

「ビックリですね。それと同時に高額年俸に見合うだけの活躍が本当にできるのか心配ですね。向こうは期待が高い分、活躍できなかった時の反動が激しく、厳しいバッシングにさらされる。そうならないためにも、昨季のダルや岩隈(マリナーズ)のようにサイ・ヤング賞クラスの活躍をして欲しいですね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出