TV関係者ヤキモキ 有力選手五輪欠場で懸念される低視聴率

公開日: 更新日:

 今大会はメダル候補の欠場や失格が目立つ。開幕前には、バンクーバー五輪女子アルペンスキー金メダルのリンゼイ・ボン(29)が、痛めていた右ひざの回復が遅れて早々と出場を断念。右ひざ靱帯(じんたい)損傷からの復帰を目指した女子モーグルの伊藤みき(26)は公式練習で患部を悪化させ、予選1回目を棄権した。

■故障者続出

 中国勢ではスピードスケート女子500メートルの元世界記録保持者(36秒94)の于静(28)、トリノ、バンクーバー五輪ショートトラック金メダルの王濛(28)の2人もソチの舞台に立てなかった。

 ドーピング違反で出場資格を失った選手もいる。1月下旬には女子バイアスロンで今季世界ランク6位のイリーナ・スタリフ(26=ロシア)の他、リトアニア女子選手らメダル候補2人に禁止薬物使用が発覚。3人は出場を辞退した。

 スノーボードの男子ハーフパイプ(HP)3連覇を目指すショーン・ホワイト(27=米国)はコースの危険性を理由に新種目のスロープスタイルをドタキャン。前回王者や世界選手権覇者らの有力選手が7人も姿を消したのは、02年のソルトレークシティー五輪以降では最多だという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」