海外勢は歌手兼業も…メダルなし日本女子にも「遊び」は必要

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 ソチ五輪で日本女子が“全滅”だ。今大会、男子を尻目に女子はアイスホッケーカーリングで出場権を獲得。スピードスケート代表も女子10人、男子7人で、日本代表113人のうち65人が女子。ジャンプの高梨沙羅(17)、モーグルの上村愛子(34)、スピードスケートの小平奈緒(27)らにメダルの期待がかけられていたが、ここまでゼロ(男子は金1、銀3、銅2の6個)。92年アルベールビル大会から6大会連続で日本女子はメダルを取っていた。その記録も途切れそうだ。

 アイスホッケーは18日の7、8位決定戦でドイツに2―3で敗れて5戦全敗。カーリングも、目標だった決勝トーナメント進出を果たせなかった。

 日本の女子選手は競技、練習に脇目も振らずに取り組むのが特徴だ。高梨は今季W杯13戦すべてに出場。トップ選手で全戦に出場しているのは高梨だけだ。小平はスクワットで150キロ、ベンチプレスで77キロを挙げ、トイレに筋肉の図を張って筋力アップに取り組んだという。その一途さは、時に悲壮感すら覚えるほどだ。

 そんな日本選手と対照的なのが外国人選手だ。この日(18日)アルペン大回転で優勝したティナ・マゼ(30、スロベニア)は滑降でもギザン(スイス)と同タイムで優勝。ソチで2個目の金メダルを獲得した。

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