「ザックは勇気ない」と専門家 日本代表W杯全敗に“現実味”

公開日: 更新日:

■遅きに失した新戦力招集

「すべては指揮官の新戦力を試す勇気に欠け、呼ぶにしてもタイミングが遅いことに尽きる」とは、元ブンデスリーガ1部コーチの鈴木良平氏だ。

「もっと前からボランチの細貝に場数を踏ませたかったし、山口、青山をもっと早い段階から代表で試したかった。発熱で代表辞退のFW柿谷(C大阪)にしても、実質的な代表デビューは昨年8月のウルグアイ戦。以前から評価の高い選手だったが、ザッケローニ監督は国内組に興味がなかったからか、招集が遅きに失したのは否めない。DF長友のポジションにしても、所属先のインテルでは左サイドMFとして攻撃に、守備にと獅子奮迅のプレーを見せ、得点源にもなっている。しかし、ザッケローニ監督は代表では一度も長友を左サイドMFとして長い時間プレーさせていない。これも勇気のなさを物語っている」(鈴木氏)

 それにしても、取り壊しになる国立競技場での最後の代表戦だというのに、何ともお粗末な試合だった。前半17分までに大量4得点も、すべて相手のチョンボから生まれたもの。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭