「ザックは勇気ない」と専門家 日本代表W杯全敗に“現実味”
岡崎の1点目はGKの飛び出しが遅く、2点目の香川のPKもGKのミス。3点目のDF森重の代表初ゴールも、相手DFのマークが甘くてフリーだった。4点目の岡崎のゴールも、ほぼ正面のシュートをGKがファンブルしたからである。
「キックオフ直後からニュージーランドが、後半のようにアグレッシブにプレーしていたら、日本は0―2で完敗していたかも知れません。ともあれ、昨年から日本代表の失点癖が気になります。これまでCBを吉田と今野に固定し、今回は今野の体調不良によって森重が先発しましたが、経験不足から吉田との連係はいまひとつ。格下のニュージーランドに2失点もするようでは、W杯本番で何失点するのか。ブラジルに向けて大きな不安材料です」(サッカーライター・平野史氏)
日本代表は昨年19試合中、無得点に抑えたのは3試合しかない。ブラジルで日本代表が火ダルマになって1次リーグで敗退――。そんな姿が目に浮かんでくるようだ。