オーナー采配? メッツ松坂「出来高調整でリリーフ」の真贋

公開日: 更新日:

 メッツでリリーフを務める松坂大輔(33)に関して、あるウワサが持ち上がっている。
 契約の出来高払い条項に先発試合数が盛り込まれていて、球団が先発起用に二の足を踏んでいるというのだ。

 選手の起用法は、基本的に現場が決めるべきもの。ましてメジャーはフロントと現場の役割が明確に分かれているといわれる。フロントが選手に払うカネをケチって、起用法に介入するケースなんてあるのか。

「現マーリンズのオーナーであるジェフリー・ロリアがエクスポズ(現ナショナルズ)のオーナーだったとき、似たことをやっています」

 と、さるメジャー関係者がこう続ける。
「あと1試合、先発すれば出来高払いをクリアする投手を、急きょロングリリーフに降格させたのです。監督はチームの若返り策と説明してましたけど、オーナーの意をくんだ起用をしていたのはミエミエ。当時のエクスポズはナ・リーグ東地区の万年最下位。所得分配制度の恩恵を受けながら、FAやトレードではロクな補強をしない。それでも球団経営は黒字ともっぱらでした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出