オーナー采配? メッツ松坂「出来高調整でリリーフ」の真贋

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 メッツでリリーフを務める松坂大輔(33)に関して、あるウワサが持ち上がっている。
 契約の出来高払い条項に先発試合数が盛り込まれていて、球団が先発起用に二の足を踏んでいるというのだ。

 選手の起用法は、基本的に現場が決めるべきもの。ましてメジャーはフロントと現場の役割が明確に分かれているといわれる。フロントが選手に払うカネをケチって、起用法に介入するケースなんてあるのか。

「現マーリンズのオーナーであるジェフリー・ロリアがエクスポズ(現ナショナルズ)のオーナーだったとき、似たことをやっています」

 と、さるメジャー関係者がこう続ける。
「あと1試合、先発すれば出来高払いをクリアする投手を、急きょロングリリーフに降格させたのです。監督はチームの若返り策と説明してましたけど、オーナーの意をくんだ起用をしていたのはミエミエ。当時のエクスポズはナ・リーグ東地区の万年最下位。所得分配制度の恩恵を受けながら、FAやトレードではロクな補強をしない。それでも球団経営は黒字ともっぱらでした」

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