馬耳東風…巨人・原監督は父の教えを胸に「阿部8番起用」
「父はよく、<人生はチャレンジ。正々堂々、人生の勝負に進んでいこう>と言っていました。よく怒られました。師であり、父であり、よき理解者であり、私のファンでした。人生はチャレンジ、その言葉を実践したのだと思います」
アマ球界の名将と言われた貢氏はグラウンドでは「鬼」と言われた。特に親子鷹で注目された息子の原監督には厳しく、「人さまの子供を1発殴るなら、息子のおまえは3発殴る」と宣言。10メートルの至近距離で素手によるノックを受けさせるなどし、後に原監督が「本当に殺されるかと思った」と言ったのは有名な話。妥協を許さず、厳しさを叩き込まれた原監督。選手は覚悟した方がいい。