唯一の新人「侍J」巨人・小林 来季正捕手奪取に攻守の“師匠”

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 強肩という武器がある守備はまだいいとして、1年目の打率は.255。ヤクルトからFAで捕手の相川の入団も有力視されている。もちろん守備は大事だが、かつての阿部のように打たなければ、正捕手は遠いということなのだ。球界関係者が言う。

「小林が楽しみにしているのは、メジャーの技を間近で見られることだけではない。侍ジャパンの不動の4番、日本ハム中田翔の存在です。同じ広島出身で同い年。知らない仲ではないけど、気軽に食事に誘い合うほど親しくもないようです。ただ、小林と親交がある同学年の広島・菊池を間に入れれば、コワモテ中田にも近寄りやすい。中田と菊池は球宴の時も食事に出掛けるなど仲がいい。侍として一緒に全国を回っている間に『89年会』を開き、中田からいろいろ打撃の話を聞き出したいのです」

 守備はメジャーから、打撃は同級生の中田からヒントをもらい、来季の正捕手争いにつなげたいところだ。

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